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11月近江八幡市オオバナミズキンバイ除去活動

 11月14日に滋賀県近江八幡市牧町の琵琶湖湖岸ヨシ植栽地にて、滋賀県庁自然環境保全課3名、IVUSA学生24名、事務局1名、卒業生1名、合計29名で、特定外来生物オオバナミズキンバイ(以下オオバナ)の除去活動を実施しました。当日は、参加者全員の検温およびマスクの着用を徹底して活動しました。

 今回の活動場所である琵琶湖沿いの近江八幡市ヨシ植栽地は、近年新たにオオバナの繁殖が確認された場所となっています。オオバナの繁殖力が非常に強いことから、琵琶湖北部全域へ繁殖することが危惧されています。そこで今回、ヨシ植栽地に繁殖しているオオバナの早期除去を目的に活動を行いました。近江八幡市での活動は今回が初めてとなります。

 活動前の班ミーティングでは、成果を上げるための個人目標や作戦などを話し合いました。

 開会式では、滋賀県庁自然環境保全課の中井克樹さんから、「今回の作業現場は琵琶湖に面した場所であり、今にもオオバナが流れ出しそうな、非常に危ない状況です。ここで頑張らないと琵琶湖全域に広がってしまうので、正に最前線での除去活動となります。琵琶湖のために集まってくれた若い学生さんの力で食い止めることを期待しています」と激励の挨拶をいただきました。

 午前の活動では、オオバナの「除去」「運搬」「袋詰め」と各班で役割分担し、連携しながら元気に活動しました。オオバナはわずかな根や茎からでも再生するため、再繁殖を防ぐために根こそぎ抜いていきました。

 また、オオバナは水陸両生で強い再生力をもつため、陸への繁殖も防ぐ目的で除去したオオバナをブルーシートで覆い、丁寧に運びました。

 昼休憩では、午前の活動のふり返りを行いました。

 午後の活動では、今回の対象群落の完全除去に向けて、水面に浮かんでいるオオバナの茎や葉が流れないように、浮いている外側のオオバナで囲い込みつつ、同時に網で回収する作業も並行しながら注意深く除去していきました。またオオバナの再繁殖を防ぐため、水面下のオオバナも探りながら丁寧に除去しました。

 除去したオオバナは仮集積場所で袋詰めし、湖岸緑地公園の集積場所まで運搬しました。

 15時に作業を終了し、15時30分から閉会式を行いました。

 活動後の班ミーティングでは、初参加の学生から、「現地でのボランティア活動ができて、水環境を中心に社会問題について考える機会になったし、その楽しみを仲間に伝えていきたい」といった感想がありました。

 最後に、今回の活動のリーダーである平井悠空(立命館大学3年)から、「 短い時間で取ろうとしていたオオバナを完全除去できて、皆のチームワークに凄く感動しました。皆さん本当によく頑張ったと思うし、今回の活動をきっかけになにか社会問題の一つや二つ真剣に考える機会をもってほしいです」という挨拶で締め括られ、今回の活動は無事終了しました。

 今回の活動で、繁殖面積約200㎡、約1.5tのオオバナを除去することができました。

  今回の活動は早期除去を目的に行いましたが、これからも活動場所特有の問題を意識しながら、学生のマンパワーを活かして水環境の保全およびさらなる改善に努めていきます。

 今回の活動でお世話になった関係者の皆さまに深く御礼申し上げます。(大和大学2年 石井 彩葉)

※この事業は平和堂財団環境保全活動助成事業「夏原グラント」の助成を受けて実施しています。